佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2014年3月21日金曜日

H子・「え? ないない しかもなんであんたと行くのよ」
「でさ さっきからあんた 呼び捨てやめなさいよ」

ついにやっぱり怒られた
でも 怒られるつもりで呼び捨てしていた


H子は前に「あんたなんて言えるのはSくらいしかいないけどね」
と 言った事があった
僕は なんだがそんな特別感を喜んでいた
それの延長(延長か?)を喜んでいた

そこから キッパリSは呼び捨てをやめる


S・「そーお  結構面白いかもよ?」

Sは口説きに入った
なんだか あり得ないが 口説けてしまった

そんな ジャンジャン乗ったりする訳でもないので
二人は入場券だけ買った

二人とも初めての花やしき
ワクワクしてたのはSだけだったのだろうか


まず 見世物小屋の名残りがプンプンするステージを椅子に座り見てみる
んー つまらん!



地方をまわる見世物小屋とは…


小学生の頃 見世物小屋が大好きだった
天井桟敷的?
サブカル?
蛇をかじったり火を吹くお婆さん  河童男  ポンプ人間などが出てくる


この入り口で 友人と入るまでに怖がりながら
勇気を出して入っていた



もう今は このくらいのマジのグロさはない
大人になってから見たが
全く違くグロくなくて逆にショックだった
激しい画像はいくらでもあるがやめよう

なんだか ティッシーを感じてしまうのはSだけではないだろう

いろんな意味で見世物小屋話はこれぐらいにしよう



話がズレた
真逆の誘いにのりそうだった


そして 二人は乗り物チケットを数枚買い
名物の家の中を通過する チョット違うが江ノ電のようなジェットコースターに二人は乗る事になった

具合が悪く 今日断わろうとしてたH子が
あり得ない花やしきにまで入り 
しかもジェットコースターまで乗る事に
Sは優越感いっぱいだった
ここまで H子を回復させたのはSだ!っと

勿論ジェットコースターは二人隣りの席
出発前のワクワク感を共鳴する
H子の気持ちを感じたい
二人の気持ちは今 一緒なんだ!
共感なんだ!
(ジェットコースターでなく 気持ちで興奮している)

はい さて
走り始めた
そんなに激しいジェットコースターではないので
他の方々もそんなに悲鳴はない
Sは全てが爽快で気持ちがいい

Sは一緒に同じ風を浴びてる事だけで良かった
後は何もいらなかった
ジェットコースターなんて どうでもよかった

そして次にお化け屋敷の空気
お化け屋敷は暗い中 二人が接触する機会が満載のアトラクションだが
Sが 全く無理なのである
Sはおどかされる事が冗談にはならなく
マジで怒ってしまうタイプ

なので 室内コーナーに入る
細かいゲームみたいなのが沢山ある中で
3Dメガネ(3Dメガネって⁈)をかけて
短時間映像を見るところに入った

二人は「忍たま 乱太郎」を10分くらい3Dメガネで見た

Sは「忍たま 乱太郎」を知らなかった
そして 意外にもH子は知っていたのだ
そして 
「楽しかった」と言った

エエッエH子から タノシカッタのお言葉⁈
半分イッてしまった

H子はそして
「100%勇気〜♪」知らないの?

Sは知らない

H子には甥っ子が居るらしく
その関係で知っているようだ

兄弟や実家などという響きが欠落してるSは
そんな事を毛嫌いしていた
だからこそ Sは思った
H子の家族に入りたい(⁈)
なんか Sの知り得ない実家とか 親戚の中でのH子の顔を見てみたい感覚なのである

生活感のない女性の生活は気になるものだ

H子にも庶民的知識がある事を確認出来た事で
じゅうぶんこの3Dメガネの画像アトラクションは満足だった

二人が買ったチケットは意外と早くなくなってしまった
なんだかH子も楽しめているじゃないか?

S・「もう少しチケット何枚か買おうよ」

H子・「んー」
(まー いいよ って感じ)


僕は こんな時思う
チケットを買うのに どちらも自然にチケットを買おうと
チケットを買う為に 勝手にチケットを買うと思うお互いの姿勢  が好きなのです

わかりずらいかな?
もう一度説明します

二人同時に券売機やチケット売り場でお金を出しちゃう感覚
もー お互いにチケット買うのが当たり前の感覚
そーゆーのが大好きなの!




〜つづく〜


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