～実験シリーズ～（或阿呆の一生（芥川）的）

一　鏡やガラス

それは 歪んでいなくてはならなく
薄い方が割れやすく気持ち良い
そして 割れると一瞬にして 凶器と化す

二　木

軽く 軟らかく 角が取れ 優しいのが良い
裸でも良し 僕の好きな色ならば ペンキが塗ってあっても良い

三　布

着るモノならば 断トツ綿が良い
クッタリと軟らかく
チェックやストライプは 色の配合で全く違うモノになる
更に切り替えし（パッチワーク）や 刺し子 当て布などでの
直し方も魅力の一つである

四　棚

棚はそれ自体がモノであり
勿論用途としては モノの収納や
モノを飾る
が
必ずとも 収納 飾りモノをしなくて良い
だって 棚は一つのモノだから
飾るなら棚を飾りたい

五　照明

錘で上下に可動するのが好ましい
電球のオレンジ色の優しく明かりも良いが
蛍光灯のシャキーン っと シャープな光も
モノや空間によっては必要である

六　酒

僕は飲ん兵衛のイメージがあるようだが
一人では お酒が飲めない
進まないのだ
が 人と飲み出すと止まらなく
帰宅に何処のアスファルトを踏んで帰って来たかわからない時もしばしば
が 決してどっかで寝たりせず
必ず家に帰る

　　
続く（続く？）……