佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2011年8月21日日曜日

箱根・ポーラ美術館にて


Foujita:mon Paris、mon atelier

2011/3/19→2012/1/15


朝から具合は悪かった
しかし 決定的なきっかけは
その作品の素晴らしさに決まっていた

まずは 地下一階に藤田の作品があり(それも僕の好きなシリーズが多かった)
地下二階には
「ポーラ美術館収蔵の絵画」
「フジタをめぐる画家たち」
「中国陶器:明清のやきもの」

そして これが凄い!
「よそおいの箱-美のエッセンス・東西の化粧の箱」

西洋でも日本でも
化粧の箱は古くから女性たちのよそおいの必需品とされてきました
本展示では
西洋の化粧ケースや江戸時代の婚礼化粧道具のさまざまな箱
携帯用の化粧箱など
美のエッセンスが凝縮された東西の化粧の箱とその魅力をご紹介します



僕はフラフラとしながら見て ベンチで倒れてしまった
この 建物に渦巻く 美意識の高さ 歴史に 高熱が出たのだ
係員に声をかけられ 裏の方へ
ゲストルームのような所で 二つ折りベッドをひろげモーフをかけられる
氷で頭を冷やし
しばらく動けない
・・・

バスタオルを被り美術館の外に出た時の視野いっぱいの緑色と森の香り

僕は 次はしっかりとした意識で
もう一度この深い森の中で藤田の作品と
昔の化粧箱を見ることを決意した








































































































































































この小さな正方形の絵は


〈小さな職人たち〉シリーズであり


デルフトタイルからの発想で


本当に タイルに焼いてあるモノもある

















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