モンパルナスの仮装パーティー 1925年(ギイセルツ・コレクションの資料から)
朝から 僕の気分をだいなしにする雨ですが
「憂鬱になってるばーいじゃねぇ!」
80番の紙ヤスリも無くなり
「あれ! 止めとけばよかったな」 なんて 思いながら
でも ジャン・コクトーのドアノブが カチャカチャしてるのを見てると
いつかやってやる!(何を?)
と 一人でモヤモヤしてる訳ですが
こんな時は 赤提灯ではないのでしょうか?
そう 「ばん」よ
中央町の女子は知っているようですが
あそこは 今の中目黒の高~いビールのところにボロボロ二階建てであったのです
PH・スタジオの方々もたまり場は 昔の「ばん」と書いてありました
あのような所から
デザイン 芸術 が うまれるのではないかと…
モノをつくり出すオフィス(事務所)やアトリエ(工房)とは別館として 成り立つサロン(赤提灯)は
ただの酒場ではない
戦争の避難場であったモンパルナスの露天やテラスなどに集まってた
詩人 芸術家 占い師 預言者 大道芸人 夢想家などは
そこで 酒を飲み合い 長談義に熱弁をふるまうこともあったのですよ
それは 家で本を読み知識を高めたり
アトリエで何日間も没頭する事とは違う何か
一人では出ないヒントや答えが あったのではないかと思います
ヒントや答えがでたら 帰って
実行 実験する
まさにサロンなのです
こんな雨の月曜日
たまには 健康的とか関係ね~!と
いっちゃうのもまた何かが逆にうまれそう
そんなのもありかと思いますね(僕?そんなのばっかりじゃ~ないよ)
「気分」の小さな旅行です
佐々木美術店
〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉
お問い合わせ use11035058@i.softbank.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿