佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2010年11月10日水曜日

時計部品ケース

イヤイヤ 丸はあるけど 長方形や正方形はそんなに無いんだよ
「こいつ また積んでるよ!」って?
違います
前のような ~連続シリーズ~ と云う 安易に現代美術のように見せる行為ではありません

《長方形を積み上げ正方形に》
これなんです
あまり 数学的な事やモノや勿論デザインも
ちょっと僕には難し過ぎな部分はあるのですが これは すんなり

ん~ 積むのはイロイロあるんだけど 今日はこれ





アルマンの「皮ひも」
青の箱にタラリと柔らかい質感の垂れてる紐の感じが良い
図録では「集積」とカテゴライズされている
アルマンはスタンプ 破壊 ごみ箱 集積と なって行く
アルマンにとって破壊の叩き壊しと 切断と 焼却とは分けて考えているようである
集積をはじめた頃アルマンは
蚤の市を愛した
多くのダダイストやシュルレアリストが愛した蚤の市
そして僕も愛する骨董市(失礼しました)

図録には 日常身の回りの用品が 百貨店という象徴的な場において
ひとつの体系をかたちづくることができて
はじめて蚤の市は蚤の市としての存在理由をもった と 書かれている
しかしアルマンは狩猟場をパリの蚤の市から
ニューヨークのキャナル・ストリートに変える
これはレディメイドも関係しているに違いないと思いますよね
アルマンには一概にはいえないが 
アンティークは無縁のモノだったらしい

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