佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2010年11月7日日曜日

何が新しくて 何がもう新しくない



本当に美味しいモノってなに?
高級レストランの料理?
クタクタに疲れた時の一杯の水?
本物に価値があるから その偽物 コピー商品がつくられる
本物だと 騙そうと思いつくるモノもあれば
輸出品や  技術が足りなく バレバレのモノもあれば
わざと偽物だと 皮肉でつくるモノもある
こうなってくると 裏も 裏の裏も無い
確実に言える事は 本物を知り 尚且つ正しいモノを知り
それではモノ足りない人こそが 本当の意味で
裏を楽しめる
ハズシを楽しめる

僕らはファッションから 何から 裏がまず既にあった
そして 裏から入って表を今(これから)知る
その裏の表(本物)があるから裏が出来てる事すら その時は表(本物)の事すら知らずに
コピー商品のように
もしくはコピー商品かどうかすら知らずに 買う事だってあるだろう
だって本物を知らなければ 全然有り得る
僕も 本物を知らないで
もしくは知ったつもりで 裏を楽しんでいる気分になっている
まず日本の事やモノも知らずにフランスに仕入れに行った事もないくせに
フランスのモノを売ったり
フランスの皿の事など日本の中でしか知らないくせに
更にフランスの皿のような日本の皿を見つけ
裏を取ったつもりになっている

近頃 本当に最近だが本物(古いモノに限らないで)に興味がある
それは ある意味だいぶ先の事にはなるが
裏を本当の意味で知りたいが為かも知れない
まず 本物を知り その後 裏を知る
本来当たり前の事である
が 何十年かかるか計り知れない
その前に 本物を知ったら本物が良い!
と なる可能性が高いし それが当然である

ジャンク古道具から 始まった僕は ある意味 感覚的に古くて形が良いモノで
そのままやっていた(限界があると思うが)
そこから骨董品に深く入って行くかや
どうするかの選択が多様にある
逆に言えば無いのである
難しいのである

しかし もう 古いモノだけでも こんなにジャンルがあるようでない中
「誰に どのような素敵な世界観(精神 哲学 表現など)を見せるか 見てもらうか」
これ自体をしぼらないと評価も価値も
もう どうにもならない
まず見てもらえるかどうかすらも大変な事であり
これを持ってれば!
これを仕入れれば!
などの必ず売れるモノなど もうない(ような気がする)

で? って なっている なった時は
モノを触り 何だか積み木のようにバランスをとったり
形をつくってみたり

本をめくろうと思う
読んでもいい
写真集なら見るでもいい

ネットで検索してもいい
きっと 本物が知れる可能性が高くなるから
何か思ったら こうやって忘れないよう書けばいい

終わりではないが終わらないので一旦終わりにします
ではまた(え~!まだあるの~)

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