佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2010年9月11日土曜日

裸形のデザイン  ~レポート~












急須





ペンケース



丸椅子







折り畳み椅子






ダストボックス









水盤








(左のタバコ入れ)












ミシン












(右のピンセット)













片口














写真立て














(澄さんに承諾はとってあります)
アップで写っている画像のアルミの作品は 勿論 お二人(大西さん・澄さん)が
リ・プロダクトし 寸法を変えたり 美しくカスタマイズし デザインされた昔のアルミの生活道具である
しかし そのリ・デザイン リ・プロダクトされる前に
東京の骨董市や 埼玉の骨董市や ガラクタ骨董屋や  岡山の全く価値観の違うレトロ屋や  京都の東寺の骨董市などで僕が かれこれ四年~五年前から見つけて来たモノである
勿論 僕自身アルミのモノは好きであったが
アルミの歴史や 戦争時の代用品の面白さ 「こんなモノまでアルミでつくってたの?」っと 云う事をお二人に教えてもらい
より アルミへの魅力にとらわれて行った
それからと云うもの 骨董市で マットに鈍く輝くアルミを求め
段ボールの中やら 細かいモノの中から  探しまくる 探しまくる
そして それらをお二人に渡し どんな風にかっこよく変わるのかを楽しみになっている自分がいる
目はどんどんこえて行き よく見るアルミのモノではモノ足りなくなって行き
お二人を驚かせるモノや
「これは見たことない」と言われるのが快感になってしまった
ぷっくりとした蓋の優しいカーブ
シャープな角度の箱
スッキリとした筒形の様
要するに「裸形のデザイン」に惚れ込んでしまったのだ
その素材とデザイン
アルミと云っても 鋳物からペラから
時代によっても不純物の入りかたも違えば  肌も違う
そして そこに美意識高いプロのデザインと技術が加わる
恐るべき発想の転換のベース部分もあれば
素の美しくある形は残して活かす部分もある
僕は これからも お二人のプロジェクト「裸形のデザイン」を応援し続け
自分もこのようなお二人の美しさのデザインの追求をバネに
もっと 自分の美しくキレイなモノを探せる目を持ち
オリジナルを持ちたい
「あ! それuseで買ったでしょ?」って わかってもらう為に…
素晴らしい展示
ありがとうございました
是非 皆さまも そのデザインをお楽しみに行ってください

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