佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2010年3月11日木曜日




前に い~い板を見た  その板はフランスのパンを乗っける板だった  ストーリーもいい 今 それまではいかないにしろ い~い板を取り置きしている  イギリスの陶器を乾かしておく板 ストーリーも いいね  何故取り置きか?  月曜日に市場に行くからだ! 市場でいいモノが無ければ その板を買う
板って ありそうでないのよ
うちの美容室つくる時も 鏡の前の板は かなり探した だいたいは 知り合いの大工さんが 昔花屋さんで使ってた板を調達してくれた 他は 職人さんの足場板を一枚 譲ってもらい 文机などの天板を使った
箱なんかも お椀や 御膳が入ってる箱なんかも 古くていいのがありますよね
骨董屋さんなどは 「そんな箱どうすんだ? 俺なんて処分にいつも困って 庭で燃やしてるぞ!」なんて 信じられない事を言う  「 え~? 向かい側の家で古いモノセールしてんの~  行く行く」って いったら  時代がハンパな茶箪笥の中に 切り子のコップが入ってる感じ なんとなくわかりますよね でも これまた 時代がハンパの机に キレイな吹きガラスのコップがサイズ違いで 七個くらいあった 手にとる前から ゆらゆらうねうねしてるのが 光りに当たってわかる  手にとる前に 今日の夢は終わってしまった
燃やすなら 売って下さいよ  と  思いますが 箱はかさばるから ぶっ壊して燃やしてしまうらしい  その取り置きしてある板は両サイドに切り込みがあり 薄い鉄が入ってて強化してある  欲しいな~
あれが欲しい これが欲しいって 「お前は売る側だろ!」 と なりますが 仕入れないと売れない
欲しいモノを仕入れて売る
売る? でも売らないと…
どこまでが欲しいけど売れるモノなのだろう?
高いお金を積まれたら 欲しいモノはどこまで売れるのか?
例えば 「お店ごとそのまんま全部を売って下さい」と言われたら… モノだけでなく その配置も 雰囲気も 哲学も そこら辺に転がってるモノも 明日直そうとしてたモノでさえも 売れるのだろうか?

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