佐々木美術店





〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉








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2009年12月24日木曜日

藤田嗣治 1886-1968











































































































僕は例えば 絵画よりオブジェが好きだから コラージュも好きだけど アッサンブラージュの方が好きで つまり 二次元よりも三次元が好きなんですね それなのに藤田の絵画は好きなんです
「乳白色の肌」の技法は光沢消しの乳白色の古い琺瑯のように滑らかな肌触わりを持った地塗り
僕も流行り云々で最近は琺瑯をあまり買わなくなりましたが(なんかそういうのを気にしてる自分がイヤですが でも僕は芸術家でもなんでもなく 売る為に だから流行りは気にしないといけない  ん? いけない? のでしょうか・・・)でも一枚だけ持っているのがイギリスのモノなんですが やはりマットな白の質感なんです普通に縁は紺色のです
だってこんな事を云うとヤバイかもしれませんが ハッキリ言って縁に色が付いてる普通の琺瑯はもう… って 世界じゃないですか
やってはいけない(どこどこのお店みたいと思われる)事だけが先行して自分が見えてない  好きなモノなんて人間なんだから かぶる事はあるし しかたないそれをどう自分自身の表現にするか
~連続シリーズ~ のように僕の好きな素朴な少女が沢山出てくる そして 日本では いい意味では使われないがロンパリ(ロンドンとパリを見てるような目)のステキな女性 足りない感  不完全的な感じに惹かれてしまう僕にはたまらない
藤田は 戦争からの避難所的になったパリ南部のモンパルナスで 露天やテラスに集まる夢想家や予言者や詩人 そして彫刻家や画家達との交流があった
藤田は パリに着いた初日に最初に話しかけた人間がピカソだった













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