佐々木美術店
〈 注) このBlog著者は佐々木美術店use店主・佐々木秀典です〉
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2011年5月11日水曜日
茶色くなった本 つまりは古本
やはり 本たるモノ
このくらい焼けてないと説得力がない
そして ただでさえ読めない漢字なのに
更に難しい漢字が出てくる
そして カタカナがまた良い( パンセ やイマァジュ やポエジイ やベルフエクシヨン などなど)
君の美しい肌のような
白くて 薄く透ける紙に包まれた本
古本屋さんに入る
(「失礼します 本を見させて下さい」 と 云う敬意をはらう意味で もしくは直接店主に言ってしまってもいい)店主にちょい会釈をする
扉は開いていたら開けておき
閉まっていたら当然また閉める
だいたい どこの古本屋でも無視される
当然です
僕のような若僧よりも 何十年も歳をとった本を扱っているです
当然です
むしろそうでないと 僕が あれ? っと 思ってしまう
当然なんです
そして 焼けた紙(本)をワクワクジロジロと
神経を使いながら見る(無神経にガサガサしない!)
凄く本が積んであり
下の方に気になる本があった場合は
注意力をはらいまくり
ちょっと努力して
無理は絶対にしてはならない
静かに諦める
間違っても店主の力など 借りてはならない
これ 楽しい事
今の本は焼けてると ブックオフとかに 売れないから
公園などで あれは400番か ん320番くらいなのかな
ペーパーかけて焼けを取る仕事してますよね
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