佐々木美術店





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2009年8月23日日曜日

アイ・ウェイウェイ



この前 アイ・ウェイウェイの展示に行って来ました 館内はお茶の香りに包まれていた それは入り口すぐにある 雲南省のプーアル茶を大きさ1立方メートルで重さ1トンで圧縮した作品の為であった(一枚目の写真)
明時代の寺院の柱や 明・清時代のテーブルなどを惜し気もなく 解体し 釘を使わない組木の工法で造り変えた 作品などが並ぶ
漢時代の壺を床へ落とし破壊するパフォーマンス写真があり なんだか伝統が新しい価値への変容のナンチャラナンチャラって書いてあったが 僕はこの写真は嫌いだった そして 一番のお気に入りだったのが 清時代(1644-1911)の椅子が1001脚の作品なのだか 館内には200脚くらいしか 並んでいなかったが…(二枚目の写真) 清時代の椅子に初めて座り 初めて見た とても美しいデザインであった 黒や朱色や 茶色などで 全て線が細く カチッとした造りでした オイルなどで 手入れしていなく そのままの感じでした それも 気に入りました 古いモノを使い 現代アートにする 賛否両論があるのは勿論でしょうね 僕でも 展示の中にある作品で イロイロ感じましたから
コンテンポラリー・アートとは
何らかの形ではなく
社会における哲学である ~アイ・ウェイウェイ~

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